【日常】今年を最後に断酒しようかと思っている話

特に酔っぱらって何かやらかしたってわけじゃないんだけど、お酒を飲むのは今年で最後にしようかと思っている。これはもうずっと前から考えていたんだけど、行動には移さなかった。なぜかと言うとお酒に変わる娯楽というものが存在しないから。

娯楽というかお酒の効能のことなんだけど、お酒を飲むと感覚がマヒして記憶がおぼろげになる。僕は酷いトラウマ体質で、それが原因で行動に移せなかったり、ストレスが発散できなかったりすることが多く、それだけじゃなくて感覚過敏でもあり、それもストレスの原因になっていた。

だからお酒は僕にとってとても相性が良く、かけがえのない娯楽となっていた。

じゃぁ何でやめるのかというと、理由はいくつかある。まず、一番の理由がコントロールできないこと。お酒を飲むことで普段なかなか出来ないことも出来るようになるわけだけど、それが必ずしも+に働くわけでは無い。例えばこのブログや、昔投稿していた小説もお酒の力を借りて書いた部分が大きい。でも、お酒を飲めば創作出来るかと言うとそうではなく、酔っぱらうと大抵は遊んでしまう。

感覚がマヒしてつい行き過ぎた行動に出てしまうのも問題。これは誰かに迷惑をかけるとかじゃなくて、例えば飲みすぎてしまったり、食べ過ぎてしまったりといったこと。僕は週に一度しか飲まないけど、飲む量は度数9%のチューハイで2ℓ程度。はっきり言って飲みすぎである。でも、この量より少ないと、飲み終わった後に満足できず、買い足しに出かけてしまう。だからほどほどに飲むということが出来ない。

そして、最後の理由は飲んだ次の日にひどく落ち込むこと。飲んでいる時は気分が良くなるけど、酔いがさめると真逆の状態になってしまう。それも、±0かというとそうでもなく、お酒を飲むと必ずしも楽しい気分になれるとは限らないので、飲んで落ち込み、二日酔いでさらに落ち込むというひどい時もある。

こんな感じでデメリットの方が多く、ほどほどに飲むことが出来ないので、辞めるなら完全に断酒するしかなかったわけだけど、それもなかなか難しかった。

それは前述のとおり、かけがえのない娯楽であるということ以外に『飲み会』の存在が挙げられる。お酒って一種のコミュニケーションツールとしての側面が大きく、飲み会はとても断りにくい。飲まずに参加するっていう方法もあるんだけど、酒好きが目の前で酒を飲まれて我慢するのは難しい。それに、高い参加費をかけて最短でも3時間近く拘束されるのも苦痛だ。

でも、今回は断酒を決意するちょっとした出来事があった。

いつも飲んだ次の日は、大抵口内炎が出来るのだけど、3週間前に飲んだ時、舌の右側面に巨大な血豆が出来てしまった。すぐに潰れたんだけど、案の定、口内炎になってしまい、1週間以上ずっと痛いままだった。

なぜ飲酒で口内炎が出来るのかについては、おそらく血圧が上がることで舌が膨張し、つまみを食べるために咀嚼を繰り返すので、それで皮膚に傷がつき、飲みすぎで抵抗力が下がっているので口内炎になるのだと思う。一度口内炎になると、幹部が腫れるのでそれがまた歯にぶつかり、なかなか直らなくなる。

これの何が問題なのかというと、実は僕は今から11年前に舌癌の手術をしている。今回できた口内炎は、手術をした傷跡のすぐ上の部分に出来たものであり、この痛みというのが舌癌の痛みとそっくりで、再発するのではないかととても不安な気分になってしまった。なかなか直らなかったんだけど、最終的には歯と舌の間にティッシュを挟み、口内炎の薬を塗ることで2週間ぐらいで治った。

お医者さんからは刺激物は控えるように言われていたんだけど、元々激辛好きということもあり、お酒を飲むとタガが外れてつまみに唐辛子やタバスコを大量にぶっかけてしまっていたのも悪かったんだと思う。

そんなわけで、口の中の痛みに耐えている中『もうお酒はやめる』とずっと思っていたので、痛みが治まった今、いよいよお酒をやめる決意をした。といっても、このままやめるのも寂しいので、最後にあとくされなく、いろいろなお酒をのんで卒業したいと思う。

ちなみに、今回3週間ぶりのブログ更新になるんだけど、今まではなるべく一週間以内に更新するようにしていた。でも、これからは気の向いたときにブログを更新する形にしたいと思う。

ウェブにログを残すというのはとても有意義なことだとは思うんだけど、逃げたくても逃げられないこのブログの存在はある意味重荷でもあって、お酒も辞めることだし、これからはあまりストレスにならないようにやっていこうと思っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿

お気軽にどうぞ。

※他の方から見て不快になるもの、記事の内容から逸脱したものは削除することがあります。
 管理人からの返信は必ず行われるわけではありません。