【夢日記】黒い巨人

車の運転免許証を取った僕は、親から借りた車に乗り、友人二人を乗せ、昼食を食べに行こうとしていた。目的地は家から一番近い駅の方向にある焼肉店。

車は白~銀色っぽい落ち着いた色の乗用車で、天気は少し曇っているけど晴れ、季節は秋から冬、もしくは冬から春に変わろうかといった気候だったと思う。

いつも夢に出てくる家の周りの広大な畑道を過ぎると、背の低い建物の密集した駅前まで来た。道は踏切を境に二つに分かれており、奥か手前か、どっちか迷ったけど、僕は手前の道を選んだ。駅前は人通りが激しく、車のすぐ近くを人が歩いていて、車をぶつけそうだったけど、僕は構わず車を走らせた。

人ごみを抜け、しばらく進むと、建物も少なくなり辺りの地形を見渡すことが出来るぐらいひらけてきた。目的地の焼き肉屋はかなり遠かったが、右手側の開けた丘の上に少しだけ姿を確認することが出来た。友人の一人が車を降り、少し近づいて確認すると、この道は続いていないのではないかと僕に言った。僕は駅まで引き返すと、今度は踏切の奥の道に進むことにした。

しばらく進むと、道が上に登っていき、この道で間違いないように思えた。さらに進むと、また道が二つに分かれた。一つは今進んでいる道の延長で、幅が狭く脇にそれる道。もう一つはまっすぐだけどさらに上に登る道。

脇にそれる道は狭かったけど、上に登る道はどう見ても高速道路に続く道のような気がして、僕は直前で車を止めた。友人がまた車を降りて確認しに行く。すると、上に登る道はやはり高速道路に続く道だということを教えてくれた。それで脇の道にそれてしばらく進むと、左手側の丘に、亀裂が走っているのが見えた。

車を降りて確認しに行くと、亀裂の中は大きな空洞が出来ていて、何もない空間から黒い塊が生まれ、それがみるみる増殖し、黒い巨人を形成した。その巨人は、進撃の巨人とかじゃなくて、ベルセルクの『降魔の儀』に出てきた地面の巨大な顔みたいなイメージが近い。

その巨人は、形を成した瞬間、雷で打たれて消滅するということを何度も繰り返していた。その光景は、『Craft The World』で以前作った自動で敵を殺す装置によく似ていたと思う。
【ゲーム雑記】Craft The World掘りつくし

これが何なのか疑問に思った僕たちは、舗装されていない道を通り、近くの教会へと向かった。

教会に入ると神父がいて、奥の小さな部屋に通された。部屋は一人用の客室で、古びてはいたが、沢山のロウソクがともっており、少し幻想的な雰囲気が漂っていた。

神父はあの巨人が何なのか説明を始めた。あれはどこにでも存在するもので、明かりの無い場所ではどこでも発生するものだと話した。さらに、この部屋のロウソクが当たっていないクローゼットの中からも発生することがあると話した。

だけど僕はそれは嘘だと思った。そんな場所からは絶対に発生しないし、もしものことがあった場合の保身か、それともより注意を促すように、少し大げさに話しているだけだと思った。

しかし、クローゼットの中を意識した途端、目玉の付いた小さな黒い塊が生まれるイメージが頭に浮かぶ……

ここらへんで目が覚めた。


悪夢では無く、現代と中世が混じった少し退廃的でノスタルジックな雰囲気の夢だった。そして、この夢にはいろいろ気になる点がある。

1.親から借りている車について
まず、僕は精神面にちょっと問題があり、車の運転をすることを諦めている。それと僕の親は今までずっと白いワゴン車しか乗ってなく、銀の乗用車を持っていたことは無い。

2.人ごみを気にせずに車を走らせた描写
僕が車を運転しない理由。僕は必要以上に周囲に気を配るため、人ごみの中で注意せずに運転することはあり得ない。そうありたいという願望なのかもしれない。

3.焼き肉店に向かっていることについて
僕は普段、飲み会とか特別なとき以外、肉を食べることは無い。ただ、肉が嫌いというわけでも無い。これも僕の願望を表しているのかもしれない。

4.黒い巨人について
黒い巨人が何なのかというと、癌細胞かもしれない。昔、お医者さんが『癌細胞は毎日作られていて、免疫細胞により殺されている。そのサイクルを上回ると癌になる』みたいな話をしていたことがあったんだけど、池江璃花子選手が白血病にかかったというニュースを見て、それで連想されたのかもしれない。

今回見た夢の話はここまでなんだけど、他人の夢の話って結構気になるものかな?

印象に残ったから書いたんだけど、実際に活字にして客観的に見ると、何が言いたいのか分からない駄文にしか見えなくて、これをブログに乗せるのは我ながらどうなのかなと思ったw

こういうのって絵心のある人が、分かりやすいように漫画にした上で、嘘でも脚色したりしないと面白くないのかもしれないね……。

まぁ、でも、今までにも印象に残った夢をいくつか書き留めてあるので、話のネタに困ったらこっちのブログに乗せようかと思うw

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